どんな方にも着物で笑顔になってもらいたい!
そんな思いから、認証NPO法人 日本理美容福祉協会認定の福祉車いす着付師養成講座を受講し、2019年にプロコースを、2020年2月には袴コースを修了しました。
まだ馴染みの少ない「車いす着付」とはどういうものかをご紹介したいと思います。
車いす着付とは
高齢であったり、障害があったりして立ったままでいられない方でも、車いすに座ったままの状態で着物を着たり、帯を結んだり、袴の着付けをすることも出来ます。
お子様、お孫様の結婚式での留袖や成人式の振袖、卒業式の袴など様々なシチュエーションで着物を楽しむことが出来ます。
他にもリクライニング車椅子の方やベット上での着付けも可能です。
車いす着付の特徴
2~3分でお太鼓や二重太鼓等を結ぶことが出来ますので、お客様のご負担を極力減らします。
また、車椅子着付け後の立ち姿は通常の着付けと殆ど変わりませんので、お手洗い後の着せ直しやお直し等が必要ありません。
車いす着付で使う着物や帯はどんなもの?
着物や帯は解いたり切ったり縫ったりしませんので、お手持ちの着物をそのままご使用することが出来ます。
思い出の着物をもう一度着たり、お子様やお孫様に着せてあげることが出来ます。
車いす着付に必要なものは?
基本的には一般の着付けで必要なものと同様ですので、新たに道具を購入する必要はなく、手持ちのもので着付けることが出来ます。
お身体の負担が少なくすむように、腰紐よりもゴムベルトやコーリンベルト、伊達締めもゴム地のマジックテープタイプがおすすめです。
着物を着るときに必要なものはこちらから
車いす着付の料金はどのくらい?
着付料金も一般の着付けの方と同額です。料金表はこちらから
事前に打ち合わせが必要な場合には、打ち合わせ時の交通費を別途お願いしております。
車いす着付まとめ
車椅子だからと着物を着ること諦めてしまう・・・そのようなことのないように、どんな方にでも着物を楽しんでもらいたい。
着物を着ることで本人の笑顔はもちろん、ご家族も笑顔になれる。そんな瞬間のお手伝いが出来たらと思っています。
少しでも安心していただけるように介護職員初任者研修も受講し資格を取得しています。
事前のご相談も承っていますので、どうぞお気軽にお問い合わせくださいませ。
着物で笑顔に!